メトリオン・バイオサイエンス社へようこそ
メトリオン・バイオサエンス社(以下「メトリオン社」という)はさまざまな高品質イオンチャンネル創薬研究サービスを提供する英国ケンブリッジに拠点を置く受託研究機関(CRO )です。メトリオン社の高度な電気生理学的スクリーニング技術により、クライアント企業の創薬合成化学の最適化プログラムやCiPAに準じた心臓安全性プロファイリング、神経科学アッセイ、そして天然組織やiPS細胞によるトランスレーショナル・アッセイなどの安全性評価をサポートします。
メトリオン社は、業界標準の電気生理学的スクリーニング・プラットフォーム を各ターゲットプログラムの状況やクライアントの意向に応じたフィー・フォー・サービス若しくは研究提携オプションなどのビジネスモデルにより提供します。また、提携企業である社や社との緊密な連携により、一貫した 総合的医薬創薬サービスも 提供することが可能です。
イオンチャンネル・バイオロジーのリーダー
高度な専門技術
メトリオン社では高度なイオンチャンネル・スクリーニング技術を持つスペシャリストチームが、広範囲なイオンチャンネル医薬創薬プロジェクトや最新の薬理安全性評価プロファイリングなどのサポートを提供いたします。 また豊富なイオンチャンネルに対するターゲットクラスの知識と高品質なスクリーニング・アッセイに加え、多岐にわたるイオンチャンネル研究と研究開発提携の経験を持つプロジェクトマネージャーとの総合力によりクライアント企業の目的とタイムラインを達成します。
QPatchを用いたNaV1.5 (late) 電流 心臓安全性評価試験
QPatchにおけるCiPA Milnes hERG動態アッセイ
専門技術とサービス
心臓安全性スクリーニング
メトリオン社では、米国FDA主導のComprehensive In vitro Proarrhythmia (以降「CiPA」)に関連する三つの評価コンポーネントを採用した総合的な 心臓安全性スクリーニングの サービスを提供いたします。なお、メトリオン社の心臓安全性アッセイは、日本の規制機関(JiCSA 及びCSAHi)で開発された評価システムと同様のシステムとなります。
メトリオン社の心臓安全性サービス
- 自動電気生理学的スクリーニングによるhERGを含む全6パネルのヒト心筋細胞におけるイオンチャンネルの測定。
- CiPAに順じた全イオンチャンネル・パネルからの電気生理学データを用いたin silicoモデリングによるヒト心臓活動電位測定。
- ヒトiPS細胞由来の心筋細胞を導入したトランスレーショナル・アッセイを用いたIn silico予測による確認
メトリオン社は、HESI Cardiac Safety committeeのメンバー企業としてHTS検討チームに参加し、自動スクリーニング・アッセイのプロトコル検証を進めています。また、現在販売されている多くの iPS細胞由来心筋細胞株のバリデートを既に完了しており使用することができます。
トランスレーショナル・アッセイ
メトリオン社は、幾つかの フェノティピック・アッセイ を開発しており、クライアント企業の化合物 のイン・ビトロ心臓安全性や神経科学データを検討することで前臨床ステージとそれ以降の開発への橋渡しをサポートします。
高品質心毒性データとその正確なデータ解釈は、医薬創薬プロジェクトを効率的に進める上でとても重要となります。近年の動向では単なるhERGスクリーニングによるデータ依存では充分とは言えない状況です。メトリオン社のトランスレーショナル及びフェノティピック心臓安全性アッセイのレパートリーは、マニュアルパッチクランプ電気生理測定、微小電極アレイ(Axion Maestro MEA)やデュアルでのMEA・インピーダンス測定(Nanion CardioExcyte96))などの高品質技術を用いて多くの市販iPS細胞由来心筋細胞株に対するバリデートを完了しており、クライアントの希望するヒトiPS細胞由来心筋細胞株を用いて心臓機能や不整脈リスクの直接計測を提供いたします。
メトリオン社は、一連のトランスレーショナル・アッセイ技術によりクライアント企業の神経科学ターゲットの評価をいたします。 豊富な神経科学創薬研究に対する専門知識と共に、天然細胞やヒトiPS細胞由来神経細胞からの生理学的機能情報を高品質な生物物理学的スクリーニング・プラットフォームにより計測する技術を組み合わせることで、神経科学ターゲットを調整する新規化合物の有効性、作用機序や安全性に関する主要なインサイト情報を提供いたします。
イオンチャンネル・スクリーニング
メトリオン社は、高品質 イオンチャンネル・スクリーニング ・プラットフォーム及び高いスループット能力を持つ広範囲なヒト・イオンチャンネル細胞株に対するバリデート済みのイオンチャンネル・スクリーニング・アッセイを開発しました。また、メトリオン社のアッセイ技術は、QPatchやPatchlinerなどの自動電気生理測定システムや従来のマニュアル式パッチクランプ電気生理測定、電気抵抗・微小電極アレイ技術、そして蛍光プレートベースによるスクリーニングなどが含まれます。
メトリオン社は、細胞株特性評価やアッセイ系バリデーションサービスを細胞ベースアッセイや試料の販売を目的とするクライアント企業へのサービス提供もいたします。
神経科学アッセイ
メトリオン社は、マニュアル・パッチクランプ及び多点電極アレイ(MEA)技術などを応用した 神経科学スクリーニング・アッセイ を提供いたします。神経科学サービスは、中枢及び末梢神ニューロン興奮性やイオンチャンネルの評価、そして自然神経細胞の内因的に発現するその他の創薬ターゲット(例:後根神経節や皮質)などの評価も実施いたします。また、主要ステムセル供給元と提携関係を構築しており、クライアント企業の希望するヒト神経細胞や疾患モデルによる化合物活性評価も実施可能です。
メトリオン社の神経科学スクリーニング・アッセイはヒットやリード候補化合物に関する天然細胞、種差選択性試験及び神経毒性スクリーニングへの応用が可能です。また、それら化合物の天然げっ歯類細胞やまたはヒト細胞を用いた薬理学的作用、選択性や毒性などの評価によりイン・ビトロ活性とイン・ビボ効果及び安全性試験などのテスト間のギャップを埋めることが可能であり、この手法によりクライアント企業の新規化合物に関する前臨床試験評価と臨床開発に対するトランスレーショナル評価をサポートします。
メトリオン社の研究施設
メトリオン社は英国のケンブリッジにあるヨーロッパ最大級のバイオサイエンス研究ハブ、グランタ・パークを本拠地としています。 またメトリオン社の研究所は最新式研究ラボ設備で整備されており、天然及び改変細胞株そしてiPS細胞培養などに対応した高品質の施設で、自動パッチクランプ・ロボット、マニュアルパッチクランプ装置や多点電極アレイ(MEA)、蛍光プレートベース・スクリーニング基盤機器を完備した総合的な研究施設です。メトリオン社では、重要なクライアント企業に関わる秘密情報や信頼を置ける化合物の取り扱いに加え研究施設でのデータ管理や報告書システム、詳細なプロジェクト報告書、経験豊かなプロジェクトマネージャーの配置、そして迅速な業務遂行を実施し提供いたします
私たちのブログから
メトリオン社の最新ニュースへのリンク
- High-quality, cost-effective and rapid-turnaround, GLP testing against hERG
- Importance of GLP hERG testing: Ensure data regarding a drug’s potential to cause cardiac arrhythmias is reliable, giving confidence that it can be used in regulatory decision making
- The path to my industrial placement at Metrion Biosciences: Beth Sharp
- Supporting an integrated QTc risk assessment using the hERG margin distributions for three positive control agents derived from multiple laboratories and on multiple occasions
- Industrial placement review: Molly Rowlett
- Development and validation of a dual modality TREK-1 screening assay on the automated patch clamp Qube 384 platform
お問い合わせは
特定のイオンチャネルとアッセイのニーズは何ですか?
メトリオン社の技術及びサービス内容に関するお問合せは、以下の弊社研究チームへご連絡をお願い致します。